Mac上にDjango環境を作成する方法を学びます。
確認環境
下記の環境で動作確認しています。
- Mac Book Pro 2017 13インチ
- macOS Monterey(12.2.1)
環境構築方法
virtualenv, virtualenv wrapperを使って、Pythonの仮想環境を作ります。
その後、仮想環境上にDjangoをインストールします。
virtualenv, virtualenv wrapperの導入
① 必要なパッケージをインストールします。
$ pip install virtualenv
$ pip install virtualenvwrapper
② whichコマンドを使って、virtualenvwrapper.sh
の場所を探します。
$ which virtualenvwrapper.sh
/usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
③ .bashrc
や.zshrc
などに、以下を追記します。
if [ -f /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh ]; then
export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh # ②の結果を入れる
fi
④ sourceコマンドで再読み込みさせます。
$ source ~/.zshrc
or
$ source ~/.bashrc
Pythonの仮想環境を作成する
環境名と使用するpythonを指定しつつ、仮想環境を作成します。
下記コマンドで作成できます。
$ mkvirtualenv --python=/usr/local/bin/python3 diary
pythonのversion3を使い、diaryという環境名で環境を作成しました。
workon
コマンドで、仮想環境の一覧が表示できます。
$ workon
diary
workon 環境名
で作成した仮想環境に入ります。
$ workon diary
(diary) $ # (diary)という表示が追加され、diaryの仮想環境内に入っていることがわかる
Djangoをインストールする
仮想環境内で、Djangoをインストールします。
本講座ではVersion3.2.4を使用します。
下記コマンドでインストールできます。
$ pip install django==3.2.4 # 必ず仮想環境内で実施すること
これで環境構築は完了です。
以後、仮想環境内で作業をするようにしてください。